
インプラント手術の基本的な流れ
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インプラント
埋入 -
アバットメント
装着 -
アバットメント
装着完了 -
クラウン
装着 -
インプラント
手術完了
当院のインプラントシステムをご紹介

- 安心のインプラントシステム
ストローマン インプラントシステム - スイスの精密技術と優れた臨床研究をルーツとし、世界70カ国以上で展開されるほどの高い信頼性を誇る、ストローマンという会社のインプラントシステムを使用しています。
生体力学的安定性と耐久性を考慮した設計になっているだけでなく、生体適合性の高いグレード4の純チタン製という、安全面にも優れたインプラントなのです。
後述するITIとの30年以上にわたるパートナーシップは、患者さんにとっての最適な治療を開発すべく、日々、多くの技術と治療の進歩をリードしています。
International Team for Implantology
1980年に設立された ITI(International Team for Implantology )は、生体工学、物理学、化学、外科、歯科等様々な専門メンバーによって構成された、インプラント歯学と関連組織再生の分野における国際的研究チームです。
前述した、インプラント、修復歯科学、口腔組織再生の分野で世界でも一流の製造メーカーのひとつであるストローマンとの共同開発により、完璧な科学的理論に基づいた厳密な実験、テスト、臨床研修を通じたITIインプラントを開発しています。
ナオキ歯科では、安全性、品質、すべてにおいて日々進化し続ける、世界的にも優れた最先端のITIインプラントを使用しているのです。
ブリッジ・入れ歯との比較
部分的に歯を失った場合の治療方法として、インプラントの他には「入れ歯」や、失った歯の左右の歯を削って橋を架けるように人工の歯を被せる「ブリッジ」などがあります。 従来は入れ歯やブリッジといった残った他の歯に力や機能の分担をしてもらう方法が一般的でしたが、新たな方法として、周囲の歯を削る必要がなく自分の歯のように噛めるよう固定されるインプラント治療が知られてきました。 お口やお身体の健康状況、ご希望に合わせてお一人ごとの治療方法が異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。
インプラント |
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入れ歯 |
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ブリッジ |
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インプラントの流れ
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カウンセリング
ナオキ歯科室では、丁寧なヒアリングを行い、なぜ歯を失ってしまったのか、インプラントでどういった回復を求めているかなどを伺います。
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精密な検査
お口や顎、お身体の状態をより的確に確認・把握するために、レントゲン写真や口腔内写真を撮影したり、血液やお身体の検査を行います。
※検査結果によっては、インプラント治療を受けられない可能性があります。 -
診断に基づいた治療計画立案
検査結果をもとに、インプラントの本数、治療にかかる期間、費用などについて治療計画をわかりやすくご説明いたします。インフォームドコンセントを徹底し、患者さまが理解・納得された上で治療を開始します。
十分に検討していただき、ご不明な点はお気軽にご相談ください。 -
安全な手術のための前処置
インプラント治療を開始する前に、必要に応じて口腔内の環境を整えます。
虫歯や歯周病の治療、顎の骨が少ない場合には骨の再生治療など、インプラント治療を安全に行うための前処置となります。 -
インプラント埋入手術
コンピューターで適切な位置をシュミレーションし、人工歯根(インプラント)の埋入位置がズレないよう正確・精密にアシストするサージカルガイドを用いて、人工歯根を埋入します。
歯と歯の間のスペースが狭い、神経や鼻腔などを避けて埋入しないといけない、といった、より正確性の求められる場合も安心です。
手術の翌日以降は通常の生活ができます。 -
治癒期間
個人差はありますが、インプラントと顎の骨がしっかり結合するのを2〜6ヶ月程待ちます。インプラントを埋めた部位(上顎、下顎)や骨の質などで治癒期間は個人差があります。この期間、仮歯を使用できる場合もあります。
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上部構造の製作
術後、上顎で4ヶ月〜6ヶ月、下顎で2ヶ月〜3ヶ月で上部構造(人工歯)の型取りをし、セラミックの被せ物を作製します。
型取りをして1〜2週間後、上部構造を装着し、様子を見ながら噛み合わせの調整を行います。 -
メンテナンス
優れたインプラントも万能ではありません。
インプラントの大敵である歯周病を防いだり、残った歯を健康に保つためにも、治療終了後のメンテナンスが大切です。
正しいホームケアの方法をご案内し、3ヶ月〜6ヶ月に一度の口腔内チェックやクリーニングを定期的に受けていただきます。
治療後の健康を維持するためにも、ぜひ定期検診にお越しください。
安全な治療のための
サージカルガイド

- 術前シミュレーションを
実際の手術で正確に再現する - SIMPLANT®システムを
使ったサージカルガイド
インプラント手術をより安全に確実に行うためには、事前の検査・シミュレーションをどれだけ徹底して行うかが大きなポイントとなります。
しかし従来では、術前検査を行っても実際の手術で適切な位置にインプラントを埋入することが出来ず、その上に装着する上部構造にも歪みが生じてしまい、折角のインプラントが長持ちしないという問題が起こることもありました。
しかし当院が導入しているSIMPLANT®システムでは、CTで歯や顎の骨の状態を正確に把握することに加え、CTで撮影した画像を元に立体的に埋入位置などを設計することができます。さらに、そのシミュレーション通りにインプラント埋入時の位置、角度、埋入深度を正しくアシストするサージカルガイドを用いることで、審美性にも優れた安心・安全なインプラント治療を可能にします。
従来の治療法で
考えられるリスク
- 骨質の影響や視覚の誤差で適切な位置にインプラントを埋入できない
- インプラントがずれた位置に埋入されるので、その上に装着する人工歯も歪んだ形になる
- 神経を傷つけてしまったり切断してしまうことによるしびれや麻痺、または血管損傷による出血
当院では、このようなリスクを回避するための「事前の準備」を重視して
安心・安全なインプラント手術を行っています。
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骨の形態、質、かみ合わせ、神経、血管の走行状態
などを考慮してインプラントの埋入を精密設計 -
設計を元に制作したサージカルガイドで
理想的な位置にインプラントを自動的に埋入
サージカルガイドを使うメリット
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下顎の神経や血管を傷つける心配がない
まれに、下顎のインプラント手術時に神経や血管を傷つけてしまうことで「しびれ」や「神経麻痺」が現れることがあるそうです。これは、CT撮影が不可欠にも関わらず通常のレントゲン撮影のみで手術を行ったり、CTによるシミュレーションを行っても骨質の影響や視覚の誤差が出てしまうことが原因です。しかし、サージカルガイドは下顎の骨の中を通っている神経を確実に回避し、歯と歯の間のスペースが狭い方にも安心してインプラント埋入できる、優れた手術補助装置です。
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審美性・耐久性に優れた仕上がり
従来のインプラント治療では、インプラントを埋入してから上部構造の形を決めていきます。これは家づくりで例えると、家の設計図も引かずにいきなり基礎を作ってしまうようなものです。
サージカルガイドによる治療では、上部構造を模型製作してコンピューターで調整、それを正確に再現できるように設計した上で、インプラント埋入手術を行います。歯の形からインプラント埋入位置の設計を行うことで、より美しく耐久性にも優れた仕上がりとなります。
- SIMPLANT®シミュレーションシステム
- SIMPLANT®は100を超えるシステムの10,000を超えるインプラントと互換性があり、20年以上もの間実践されてきた信頼あるソリューションです。ナオキ歯科で用いているインプラントシステム『ストローマン社インプラント』との互換性にも優れており、より繊細で安全なインプラント治療計画の立案が可能です。